プロ野球

海の向こう側では小関が大変なようだが関係なく開幕が近付くプロ野球。
自分の地元である西武ライオンズの野手について今日は語ってみる。
中島裕之
昨年は怪我等で不本意なシーズンになってしまった。
3番構想があるようにチームを引っ張る存在へと変わって欲しい。
成績の面でも打率3割、本塁打20、盗塁20のどれか2つ以上は達成して欲しい。
勿論、打撃面だけでなく守備面、更に細かな走塁面等でも飛躍してもらいたい。
逆襲のナカジ、期待してるぞ!


高木浩之
詐欺師と言われ緻密なプレーで観客を沸かせた男はもう12年目を迎える。
昨年は前半戦を故障で棒に振ったが後半の吹き返しもあり規定打席未到達も3割達成。
衰えつつあるもののしぶとい打撃や堅実な守備はチームにとって貴重な存在。
二塁は若手との争奪戦になり激戦区になるが数少ない左打者として奮起して欲しい。


後藤武敏
いつの間にメガネ着用でイメチェン。
オープン戦ではそれほど調子が上がらず今季はまさに正念場。
持ち味である広角に打てる打撃を活かしレギュラー奪回に燃えて欲しい。


片岡易之
ここ数年の西武の若い選手は守備面に問題があるのだが彼は貴重な守備の人。
ベテラン高木浩之松坂世代水田圭介らとの二塁争いに期待。


平尾博嗣
怪我多き巧打者は今季で13年目を迎える。
三塁、二塁と今季はまだまだチャンスはある。
右へ左へ打ち分ける持ち前の器用さを活かしレギュラー獲りに参戦だ。


石井義人
交流戦の初の首位打者である石井義人
今季は昨年の貝塚政秀のようにジンクスとの戦いとなる。
打撃センスは抜群なだけに苦手な左投手を克服し是非ともリーグの首位打者を。
江藤智
昨年は屈辱の本塁打0に終わった江藤。
今季は伊東監督に恩返しをして欲しい。
再びあの放物線を描くような綺麗なホームランを見せて欲しい。


ジェフリー・リーファー
まだまだ結果が出てこないレオ久々の助っ人。
見た感じは巧打者タイプ、まだ調整遅れのように見える。
三塁守備もチームの長距離以上だと思うので早めに慣れてくれれば良いのだが。
昨年のガルシア、カブレラのようにシーズンで大化けの可能性もある。


アレックス・カブレラ
レオの主砲としてすっかり定着したカブレラだが今季はもう6年目を迎える。
昨年はチームの不振もありあまり話題になる事がなく成績も若干落ちた感がある。
まだまだ本塁打記録更新も夢ではないだけに今季を勝利に導くアーチに期待する。


宮崎一彰
持ち前の野球センスの良さが光るが中々出場機会に恵まれない。
内野、外野と守備力が高く両打ち、俊足と非常に貴重な存在。
特に二塁ではチャンスが多いだけにまずは一軍定着でアピールを。


水田圭介
今季注目の成長株。
守備、走塁面は申し分なく打撃も成長が見られてきた。
チームの内野守備を見る限りではチャンスは多い筈。
二塁のレギュラー争いへの参戦も期待大だ。
後輩の中村剛也に負けじと飛躍したい。


黒瀬春樹
今季高卒3年目を迎える。
そろそろ一軍定着へ向け指導して欲しいところ。


中村剛也
おかわり君の愛称ですっかり定着した中村。
彗星の如く表れ、活躍した交流戦での活躍は圧巻だった。
後半戦に調子が落ちたが今季はフルシーズン通しての活躍を期待。
将来の4番候補として黄金時代を作り上げて欲しい。


星秀和
内野手登録となり新たなシーズンを迎える星。
まだまだ2年目と若いのでしっかりと基礎を鍛えて欲しい。


高波文一
昨年は伊東政権となってから初スタメンもあった高波。
打撃面は相変わらずだが守備走塁面では貴重な活躍が光った。
何としてでも打撃を向上しオープン戦不振の中堅争いへ入って行きたい。


柴田博之
チームでもトップクラスの俊足だが昨年は出場試合数が激減。
俊足を活かして再びレギュラー奪回へと進んで欲しい。


和田一浩
WBCでは体調不良等で中々活躍が見られない。
なるべく万全な状態でシーズンに入り今季もチームを牽引して欲しい。
和田べん発売との事で今季も首位打者目指して頑張ってくれ。


赤田将吾
栗山巧佐藤友亮らとの熾烈なレギュラー争いを繰り広げる赤田。
キャプテンに就任しただけにチームを引っ張らなければならない。
走攻守全てにおいてバランスがとれた選手なだけにより一層の活躍が期待される。


佐藤友亮
先輩である高木大成の背番号を引き継ぎ心機一転。
昨年は怪我により試合に出れなかっただけに今季は復活に期待する。
辻のようなバッティングスタイルは過去の西武を髣髴させる。
黄金時代突入へ彼の存在は必須と言えるだろう。


貝塚政秀
2004年得点圏打率No.1となった貝塚だが昨年は不振が続いた。
今季は石井義人らとの指名打者争いとなるが持ち前の勝負強さで勝ち抜いて欲しい。
犬伏の引退、宮地の移籍で日替わり3番は彼だけになってしまった、奮起を。


高山久
将来のクリーンアップ候補と言われ続けたが今季は7年目で正念場を迎える。
長打力はチームでもトップクラスなだけに熾烈な外野、指名打者争いに参戦を。


佐藤隆彦
オープン戦絶好調のG・G・佐藤。
今季は減量に成功し外野守備も板についてきたようだ。
パワーではアレックス・カブレラ中村剛也と並ぶ物がある。
今季は貝塚政秀石井義人との指名打者栗山巧らとの外野争いを勝ち抜きたい。


大島裕行
チーム期待の左の長距離打者は今季7年目。
同じく左打者の栗山巧の飛躍を刺激にし何とか左投手を克服していきたい。


栗山巧
打撃面に関しては現段階では文句なし。
課題の守備面が深刻なだけに何とか改善して欲しい。
栗山の溌剌としたプレーに大いに期待したい。
はまればヤクルト青木のようにどこまででも打てる選手だと思う。


松坂健太
まだまだ守備も打撃も発展途上。
3年目となるが焦らずにしっかりと実力を伸ばしていって欲しい。


開幕戦のオーダーを予想。


右 栗山
中 佐藤
遊 中島
一 カブレラ
左 和田
DH 石井義
三 中村
捕 炭谷
二 高木


開幕戦の対戦相手であるオリックスの先発は川越英隆が予想される。
よって混戦状態のDHと二塁は石井義人高木浩之に期待したい。
川越はカットボールを軸に組み立ててくる投手だが繋がりではこれがベストだろう。
中島を3番に置いたのは個人的な期待からである。
そろそろ中島裕之には上位を打ちチームを引っ張っていって欲しい。
1番打者は佐藤友亮を希望したいのだがオープン戦の結果的に栗山巧が一番勢いがある。
和田の体調不良が続くようなら左翼はG・G・佐藤でも良いだろうか。
捕手には炭谷銀仁朗を挙げる。
広島とのオープン戦では大胆且つ冷静なリードを見せてくれた。
2004年の首位打者である嶋に対しての3球連続チェンジアップは圧巻だった。
高卒ルーキーながら今シーズンは非常に期待している。


その他の開幕一軍メンバーを考えてみる。


捕手


野田浩輔
細川亨


流石に高卒ルーキーを使い続けるのには酷なものがあるだろう。
吉見含めた4捕手の中では最も経験豊富な野田。
そして2004年の優勝時に主にマスクを被った細川の存在は必須だろう。
当然、炭谷の活躍が刺激となりこれらの捕手が成長してくれれば良いのだが。


二塁手、遊撃手


片岡易之
水田圭介


何度もこの日記では触れているがやはり内野守備を考えるとこの2人は必要。
昨年引退した上田浩明コーチの穴はこの2人が受け継いでくれれば良いのだが。
当然、ある程度の打撃があればレギュラーも十分に狙える。
また、平尾博嗣も怪我がなければレギュラークラスの選手なだけに期待。


一塁手三塁手


江藤智
J・リーファ


江藤は西武1年目ながらも年齢的にもう後がない。
伊東監督への恩返しの為にも昨年のような成績では許されない。
また、監督曰く守備もまだまだ三塁でいけるとの事なので期待したい。
リーファーはオープン戦不振なのだがタイミングが合ってくると厄介な存在になりそう。
打撃フォームは柔軟性があり巧打者タイプと見る。
オープン戦前半不振だったソフトバンクカブレラのような活躍に期待。
外野守備にも熱心に取り組む姿が見られ頼れる助っ人であって欲しい。


外野手


高波文一
赤田将吾
貝塚政秀
G・G・佐藤


栗山巧の守備が改善されない場合はやはり守備固めが必要になってくる。
特に外野手の場合は抜ければ大量点を献上してしまうだけに深刻。
走塁面の強化も兼ねて高波文一の存在は重要になってくるだろう。
赤田将吾は現段階では苦しい位置にいるのだがキャプテンの意地を見せて欲しい。
貝塚は当然レギュラーを狙える存在である、また、左の代打として好機で重宝される。
G・G・佐藤は対左投手用の指名打者石井義人江藤智らと争う事になるだろう。


書くだけ書いたが個人的に指名打者は昨年同様、二塁手は併用を希望したい。
固定できれば一番良いのだがフルシーズン通し活躍できるかと言えば既に疑問符だ。
ここ数年、故障の多い平尾、高木、一軍での実績が貧しい片岡、水田。
右左での併用でも昨年は1位通貨の阪神ソフトバンクがこの起用により成功している。


伊東監督は今季が正念場になると思う。
1シーズン目は伊原野球からの投手力に助けられたイメージがあったが昨年は投壊。
大胆な起用が裏目に出たり、投手リレーの失敗が目立つのも良く見られる。
特に感じたのは守備面が崩壊気味なところだろうか。
打ち勝つ野球が本人の中に浸透していなければ良いのだが…。
真っ直ぐ戦って工夫なく負ける試合が多かっただけに今季は退屈させない試合展開を希望したい。